上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
募集要項改訂版


●丹波有機農業祭2012開催に当たって●


3.11以降、もう原発はいらない、と多くの人が感じたのは確かなことだと思います。けれども大飯原発が再稼働となり、ここ丹波地域も事故が起これば大変な放射能汚染にさらされることになりました。

大飯原発が再稼働される直前、若狭湾の原発銀座を走りながら、原発が無くなれば地元の産業が無くなり、生活できなくなる、と訴える人たちのことを考えました。
少子高齢化、過疎化が進み、仕事も限られ、若者がさらに都市へ流れてしまうという悩みは地方に共通する大きな課題です。

逆にいえば、地域が経済的にある程度の自立を果たし、若者が暮らせるようになれば致命的な危険と交換の補助金を当てにする必要は無くなってくるのです。

ここ丹波には自然があります。
山や川、田畑が豊富に。

そして自然の循環に学び、山や田畑を守っていこうとする人たちがいます。自然の恵みから暮らしを豊かにする生活雑貨を作る人たちもいます。クリエイティブな食を提供する人も、心に響く音楽やアート、癒し、遊びを提供してくれる人たちもいます。

けれどもそれがお金にならない、と皆が口をそろえて言います。
これでは生活できない、と。

生活に必要なものはお金でしょうか?
それとも食べものや生活雑貨、心や身体を癒し、豊かにしてくれるさまざまな技術やそれを持つ、あるいはこころざす人でしょうか?

お金にならないから作りだすことを止めてしまう、お金にならないから土地を離れる、そんなお金とは一体何なのでしょう?

お金がなくても豊かに暮らすために必要なものがそろっているとするのなら、そこへ向かって努力している人が育とうとしているのなら、お金を介在させない交換方法があれば成り立つのでは?

そんな発想から丹波有機農業祭2012は通常金銭取引で行われる出演料、出店料、販売のすべての場面において一部を物々交換(アートや癒しも含む)で行う実験をしてみることになりました。


だれしもが大切な人や暮らしを守りたいと思っています。

けれども私たちがそれが無くては生きていけないと思っているお金は
経済が破たんすればただの紙切れ、金属にすぎません。

豊かで満たされた暮らしを守ってくれるのは安全な食や生活を彩るさまざまなモノ、心や身体を癒してくれる技術、それの技術に長けた人、その素材を提供してくれる自然です。

私たちの暮らしは大地に根差し、太陽と雨がそれを養ってくれています。

それを必要なモノ・コトに変えていく様々な知恵と技術を持つ人を育てることが地域全体の暮らしを成り立たせ、致命的な危険と交換でもお金を手に入れなくてはいけないという地方の依存状態から私たちが抜け出るひとつの答えなのではないでしょうか。

知恵と技術を磨いていくことがお金にならないなら、互いに生活の技術を磨き相互に支え合えば成り立たせることが出来る、人を育てることが出来る、物々交換はそんな発想でもあるのです。

有機農業をこころざす私たちは地域が豊かになることを、そこに暮らす人が幸せであることを、そしてそれを作り、支えていくことをしていきたいと思っています。

丹波有機農業祭2012はその試みの小さな一歩です。
ぜひみなさんもこの一歩に加わってくださいね。


丹波有機農業祭2012実行委員会一同
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://tanbaorganicfes.blog.fc2.com/tb.php/1-d4e09489
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。